五つの文字の変容 森川雅美
のの変容
野の乃ののの之のに野が乃ののの之のに野が乃をのの之のに
ぎの変容
ぎぎりの義理の儀の偽が議の戯画にぎぎぎぎぎと欺の技に擬す
がの変容
我が画の蛾に雅を賀と臥する雅に蛾の画が自画の自我になる
いの変容
井の位の胃の衣の亥の異の医の位の伊の委の維の居の意志の夷である
しの変容
師の死に誌を史から市へ志する視が紙と私まで刺で資する歯も
※お詫び
今回は藤井貞和さんの掲載予定でしたが、諸事情により執筆が難しくなりました。
時間もなく代わりの依頼も難しく、急遽森川が執筆いたしました。