回天   渡辺とうふ

  • 投稿日:2012年11月30日
  • カテゴリー:俳句

回天   渡辺とうふ

マンブリーノの兜に掬う秋の水

あしながおじさんの部屋にふゆの蠅

ああ松島や松島や 愛してるぜ

日の丸よ日の丸よ赤いクレヨン

日の丸よ日の丸よ黒いクレヨン

日の丸よ日の丸よ白いクレヨン

日の丸よ日の丸よ世界中の画用紙よ

日の丸よ日の丸よあばれだすクレヨン

日の丸よ子供たちよクレヨンの全色よ

日の丸の如き枯野人アフリカ人

伊一六五潜水雷長入沢三輝大尉よ

海軍工廠魚雷実験部の冬

歳時記へと向って進む冬の人間魚雷

ああ松島が松島が 燃えている

洗面器の水に冬の蠅の最期

作者紹介

  • 渡辺とうふ(わたなべ・とうふ)

1970年生れ。青梅市在住。所属結社なし。俳人渡辺露山の孫。

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10 Responses to “回天   渡辺とうふ”


  1. ワタナベトウフ
    on 12月 4th, 2012
    @

    特攻兵器『回天』キューピーちゃん 防衛省で絶賛販売中!

    http://2.ldblog.jp/archives/1030939.html

    で、不謹慎との批判で販売中止になったとのこと


  2. ワタナベトウフ
    on 12月 4th, 2012
    @

    Do,da  へびの足

    くれよんを食いちらかしているきみの日の丸

     トウフ


  3. ワタナベトウフ
    on 12月 5th, 2012
    @

    何かが以前と違うんだ、
    MDとっても イヤホン取っても
    なんでだ全然鳴り止まねぇ!
    Do,da Do,da, tura,tura, oh,yeah!yeah! yeah

     神聖かまってちゃん ロックンロールは鳴りやまないっ

    ふゆの雨 殉教者のちいさなあくび
    舵を切る おおいなるこどくのほうへ
    静か と ひとこと言った少年よ
    さあ ふゆのそらから椅子を彫りだそう

    てふてふの交尾 原爆ドームのなかで

    もやそうぜ、ガザであいつらのサイジキを
    そうさ、あんたはイスラエルの虎落笛

    はるかぜのあしながおじさんとすれちがふ

     わたなべとうふ
     


  4. ワタナベトウフ
    on 12月 5th, 2012
    @

    最近の曲なんてもうクソみたいな曲だらけさ!
    なんて事を君は言う、いつの時代でも

     ~ ロックンロールは鳴りやまないっ

    きみの真のいちじていせんのために

    すぬーぴーがこしかけているいちじていせん

    あのすぬーぴーではありません
    助手席には風しか乗せないすぬーぴー
    おんがくしつにわすれものしたすぬーぴー
    鉄アレイみたいにむりょくなすぬーぴー
    あなたのおもいでのすぬーぴーよ
    生れたてなのにすぬーぴーです
    あらためてあらためてすぬーぴーです
    彼女はきょうはずいぶんとすぬーぴー
    すぬーぴーがわるいにきまっている
    さくしゃふめいのすぬーぴー
    枯野なんて一枚のティッシュさすぬーぴー
    アフリカぞうとインドぞうとすぬーぴー
    あんなところでひるねすぬーぴー
    はつゆめにでてきた赤いすぬーぴー
    あおりんごひとくちかじってすぬーぴー
    どこかにかくれているすぬーぴー
    てふてふにからかわれているすぬーぴー
    北京に五十年もすんでいるすぬーぴー
    すぬーぴーねこのてをかりてきてよ
    すぬーぴーのぱんつとくつした
    かいてんドアみたいなすぬーぴー
    かいだんののぼりもくだりもすぬーぴー
    すぬーぴーとは距離をとったほうがいいよ
    すぬーぴーに小銭をかりてかえす秋
    いのちがけでえんじるすぬーぴー
    かれは精神科医ですぬーぴーなんだ
    チャップリンをけっとばすすぬーぴー
    銃の手入れをしているすぬーぴー
    いちばんにプールにとびこむすぬーぴー
    すぬーぴーの手からはなれたふうせん
    雪女すぬーぴーをつれさる
    すぬーぴーよりもろくでなし
    犬とすぬーぴーと日本刀
    テヘランからかえってきたすぬーぴー
    二日月にほえるすぬーぴー
    かえるを手にのせているすぬーぴー
    ディズニーランドでまいごのすぬーぴー
    ピエロとつれしょんしているすぬーぴー
    すぬーぴーの赤いぜつぼう
    ラムネ玉をのみこんでしまったすぬーぴー
    サングラスを選んでいるすぬーぴー
    金は用意できたとすぬーぴーにつたえろ
    すぬーぴーおとうふかってきて
    だいじょうぶもうすぬーぴーはいない
    チベット亡命政府のすぬーぴー
    蕪村忌はすぬーぴーのあさいためいき
    すぬーぴーも除夜の鐘ついてみる?
    ねえルパンすぬーぴーと仲なおりしたら?
    ふゆの雨すぬーぴーのしっぽが垂れている
    すぬーぴーはいつも留守です
    ゆうやけにかみつこうとするすぬーぴー
    さくらふぶきのすぬーぴー
    すぬーぴーってキスがへたなのね
    まっすぐなみちですぬーぴー
    咳をしてもすぬーぴー
    あらすぬーぴーは踊らないの盆おどり
    すぬーぴーのこころの枯れ葉いちまい
    すぬーぴー白いチェロをひいてくれないか
    みてすぬーぴー初雪だぼく死にたいよ
    すぬーぴーコーヒーにきみの涙を一滴
    木枯らしをつれてあるくよすぬーぴー
    すぬーぴーさくらの枯れ葉のいろの恋
    すぬーぴーも核武装したいの?
    すぬーぴーからすぬーぴーをうばう滝
    はるの星に放火したのすぬーぴーでしょ
    恋猫に放火したのもすぬーぴーでしょ
    すぬーぴーは犬死してあたりまえよ
    鶴になって飛んでいったすぬーぴー
    かまきりの目を怖がっているすぬーぴー
    すぬーぴーが編んでくれているてぶくろ
    ほらあのひとが天皇陛下だよすぬーぴー
    泳いできなよすぬーぴーあの日の海を
    ぶらんこに揺られていたらすぬーぴー
    すぬーぴーうかない顔してきのこ狩り
    冬座敷ほうきではいているすぬーぴー
    すぬーぴー犬小屋のまわりの草むしり
    すぬーぴーと白いいっぴきおおかみ
    すぬーぴーそれ溶けちゃったかき氷だよ
    すぬーぴー黒い虹ってみたことあるでしょ?
    ふざけんなすぬーぴーはパンクじゃねえ
    ウクレレ教室をやめてきたすぬーぴー
    無精ひげを生やしてみたすぬーぴー
    すぬーぴーの寝息は銀河の匂い
    すぬーぴーねローソクの火たべちゃったの
    いいんだスヌーピー吐けるだけ吐いちゃいなよ
    このひともこのひともあのひともすぬーぴー
    おおすぬーぴーおお白い陥没よ
    すぬーぴーどーなつみたいな雪の日に
    すぬーぴーがあくびをすれば春のくも
    加速する加速する加速するすぬーぴー
    すぬーぴーやかんとケンカしないでよ
    ひよどりと言い合いしているすぬーぴー

    すぬーぴーのタイプライターも八月六日さ

    わかってちゃーりーすぬーぴーはつれていけないの

    夕ぐれのけものみちをゆくすぬーぴー

     渡辺とうふ

     


  5. ワタナベトウフ
    on 12月 5th, 2012
    @

    今も遠くで聞こえるあの時のあの曲がさ

     ~ ロックンロールは鳴りやまないっ

     玉祭りけふも焼場のけぶり哉  芭蕉

     だきしめてやれよ冬のブランコを  とうふ

     


  6. ハイレベルバンビ
    on 12月 5th, 2012
    @

    あしながおじさん俳号渡辺とうふといふ

    マンブリーノの兜に浮かぶとうふ ふふっ

    日の丸にマンブリーノとルビうふふ

    日の丸もとうふもちゃんと読んでくれ

    日の丸の赤いところを読んでくれ

    日の丸の白いところを読んでくれ

    日の丸の黒いところを読んでくれ

    日の丸を子どもの声で読んでくれ

    日の丸を韓国あたりで読んでくれ

    He normal?No.Just-free-to-Free.  

    kaitenというクレヨンがあった(嘘だよ)

    kaitenという季語があった(そうか)(嘘だよ)

    人間魚雷生産中止四季回転

    ああマンブリーノマンブリーノ He was ノーマル

    マンブリーノのなかでおよぐとうふふふふ


  7. ワタナベトウフ
    on 12月 5th, 2012
    @

    ありがとうございます

    僕の祖父は甲州の無名の一俳句者でした

    句集を一冊残しました 『御坂路』  昭和五十年

    その句集に寄せられた文章をご紹介させていただきます

      五十年の絆  花井無冠子

     渡辺露山君とは、生れながらの一隣家と云ふ縁に恵まれて、径一すじで、裏の家前の家と、今日も呼んで暮していて、表裏一体とでも云ふような親しい関に置かれている。
     露山君と共にこの道を歩みはじめてすでに五十年、蛇笏俳句のすばらしさにあやかり、部落のなかにも多数の同好者を得て、部落の人だちで、寒夜句三昧を続けた時もあった。而し中途で戦争が大きくなり、文学などとても許されない時代となり、千草会の集ひも、詩を作るより田を作れ、大きな時代的要求に遂に萎えてしまった。
     戦後再び、俳句の道を歩み出した時には、部落では、露山君と二人で淋しさをかこってはいたが、幸い億兆会の各位の力を得てこの道を歩みつづけ得た幸せを、しみじみと噛みしめているこの頃となりました。
     このたび、露山君が、五十年間の珠玉作を上梓されることは、何んとも言い表わすことを知らないうれしさが、私には溢れている。と共に、今にして、句を大切にしなかった私のおろかさを嘆いている。
     露山君からいつもきく、句はおれの生涯だ、と俳句を愛し、御自分を大切にされた露山君にあらためて限りない敬意を覚え、又今後とも、ますます円熟されて、寂光の作品を今日の元気さと共に、作り続けて、露山俳句の大成を、願ってやまない。

        道涼し露山と歩む五十年    無冠子

     桃の匂ひのなかに桃ふたつある  渡辺とうふ

    まだまだ 続くぜ


  8. ワタナベトウフ
    on 12月 5th, 2012
    @

    神聖かまってちゃん

    さわやかな朝

    作詞:の子
    作曲:の子

    イラっとするな。ほんと
    さわやかすぎるぜちくしょう
    菜の花香る その道で
    ぶつぶつ言うなよ

    イラっとするぜ、ほんと
    糞むかつくぜ、ほんと
    何かが違うと思っても、朝はねにこにこしているぞ

     朝の滝さあ落ちやうぜ出発だ  おなかむし

     どうしようもない 全身が滝だ  ワタナベトウフ

    今日も朝の日差しに包まれた
    ごまかされちゃって
    生きている

    さわやかなその朝がとてもスガスがしいよ
    イラっとくるなぁなんて思っちゃいませんよ

    さわやかな朝がある

     加速する加速する加速するかそくするスヌーピー


  9. NGれべるぞんび
    on 12月 6th, 2012
    @

    とうふさん 詩客*初登場*おめでとう
    よかったね

    お墓があってね
    死んだときの場所が墓石に掘ってあるんだ
    ラバウル
    アッツ島
    グアム
    ¥骨¥無いんだ
    ¥骨¥入ってないんだ
    ¥骨¥帰ってこなかった
    ラバウル
    アッツ島
    グアム
    墓石はかっこよく尖ってて
    勇敢な形
    高く空にそびえ立つ墓石

    キューピー不謹慎じゃないのに
    キューピー破棄された
    キューピー産業廃棄物

    助けてよスヌーピー


  10. ワタナベトウフ
    on 12月 6th, 2012
    @

    いっしゅうかん ありがとうございました

    兄さま ありがとうございました

    日の丸とクレヨンの句は

    干刈あがたさん(1943-1992)のすばらしい小説

    『野菊とバイエル』 1992年

    の一節からいんすぴれいしょんを受けてつくりました

     おい 俳句なんかやってるのか 逮捕するぞ

    おさわがせ してませんよね 笑

    渡辺とうふ

     

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