BABYMETAる日々   彌榮浩樹

  • 投稿日:2017年12月09日
  • カテゴリー:俳句

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BABYMETAる日々   彌榮浩樹

萩ゆるる数秒間を飛ぶ少女

可愛さの域に達して桜餅

憂鬱な雨雲りて天牛

妖精といふには黒き仔猫かな

りんりんと宇治のあまつぶ山吹に

あかときの露もこぼさず三輪車

黄金の音響サウンド立てて焼秋刀魚

螢やきつねの面の荷が届く

仰山のピノキヲのかほ囀りぬ

鶴くるよ敷布シーツの奥の彼女たち

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