審年詠   赤野四羽

  • 投稿日:2020年01月11日
  • カテゴリー:俳句

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審年詠   赤野四羽

傀儡子このよのみずを覆す
天降る暗殺団の歯朶飾り
螺子としてひとの命よ国の春
数の子や棄民の口の黒く開く
春永の薄らきれいな言葉かな
御鏡を額のごとく叩き割り
伊勢海老や水の温度のまま激す
宝船にいていつもめしの話
聖五輪嫁が君など食って待て
万歳に愛しているといってみる

赤野四羽
1977年生まれ。現代俳句協会青年部所属、ジャズ句会ライブ等を企画。
第34回現代俳句新人賞受賞。句集『夜蟻』(邑書林)。

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