ライフ   さいとうこう

  • 投稿日:2020年06月13日
  • カテゴリー:俳句

189BC8DD-351F-4B2E-94D4-65813DBEED73

ライフ   さいとう こう

冬を挽くカフェの窓辺
赤いガーベラが頬杖をつく港町
君を訳する文法がない
ドイツ語のような雨を駆ける
口は唇になり通り雨
湯豆腐の冷めた肌を寄せる
「あのね、あの、、その…」春
八重歯からシロツメクサの風になり
男の昔話そのグラスにある傾き
この空になにもない鳥の円周率

さいとう こう
1987年生まれ、長野県出身。
『海紅』同人。自由律俳句協会役員。

タグ:

      
                  

「俳句」の記事

  

Leave a Reply



© 2009 詩客 SHIKAKU – 詩歌梁山泊 ~ 三詩型交流企画 公式サイト. All Rights Reserved.

This blog is powered by Wordpress