信濃    北川美美

  • 投稿日:2013年02月22日
  • カテゴリー:俳句

haikuworks20120222kitagawa

信濃    北川美美

いつせいに穴開けにゆく氷結湖

穴釣や箱椅子に座す箱男

一卓は飲食のため寒稽古

風花や水底の文字読んでゐる

氷柱から氷柱の伸びて信濃かな

薪あらば鉈置いてある霜夜なり

割つて出る魑魅言霊寒卵

寒鯉の骨まで太つてしまひけり

公魚のからだ虹色暮なずむ

如月の湖底の水は凍らざる

白鳥の舟揺れはじむ雨水かな

作者紹介

  • 北川美美(きたがわ・びび)

「豈」「面」同人。

「-BLOG俳句空間‐戦後俳句を読む」編集長。

同サイトにて「三橋敏雄『眞神』を誤読する」連載中。

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