花   松井真吾

  • 投稿日:2018年04月14日
  • カテゴリー:俳句

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花   松井真吾

義妹から投げつけられる花衣
帰り際花盗人が言いかける
花陰に脱ぎっぱなしの宇宙服
点滴をつけたままゆく花の滝
花守の奇妙な舞を見せられる
花あかり弥勒菩薩が手を伸ばす
花の肌弱酸性の雨浴びる
花の窓通り過ぎゆく象の群れ
夜の更けて花の鏡に李白の手
花の戸のノブに吊るして去ってゆく

松井真吾
1971年神奈川県生まれ 「軸」会員

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