kai   青山酔鳴

  • 投稿日:2018年11月10日
  • カテゴリー:俳句

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kai   青山酔鳴

刺青シヌイェの喉唄深し鳥帰る
薫風や植物園に湧水メムの趾
森昏く大姥百合の監視網
蝦夷梅雨や雨鱒トゥクシ源流遡る
乳色や湯も残月も登別ヌプル・ペッ
罪の実に非ず余市イ・ヲチの地の林檎
蜻蛉や柵囲チャシ呑み込める山津波
佳き者に降る黄檗シケレペの木の実雨
勇魚啼き民族ごとの星座の名
プロキシマ・ケンタウリまで犬橇ノソの急
  ※kai=カイとは「この地に生まれし者」という意味のアイヌ語。
  松浦武四郎がアイヌ古老から教えてもらった語。北海道の名の由来でもある。

青山酔鳴(あおやま・すいめい)
2010年 北舟句会(吉田 類主宰)に参加、句作を始める。
2012年 俳句集団【itak】(五十嵐秀彦代表)旗揚に集う。
2014年 群青(佐藤郁良・櫂未知子共同代表)創刊同人。
2016年 雪華句会(橋本喜夫主宰)に入会。
生年不詳・北海道在住。

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