花   池田瑠那

  • 投稿日:2019年04月13日
  • カテゴリー:俳句

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花   池田瑠那

朝桜手押しポンプに水噴ける
走るまへ腿よく叩く桜かな
咲きみちて花や花たることに耐へ
桜より燃えうつる火やおのれへと
司書ひとり本繕へるさくらかな
花冷や覗いて猫の耳の中
ゆふざくらひとに生れひと怖れけり
誰に逢ふ枝垂桜を手繰りゆかば
花散るや金輪際のそこひまで
素粒子は紐なり落花螺旋なす

池田瑠那(いけだ るな)
昭和51年11月18日生れ。
平成16年、「澤」俳句会に入会、小澤實に師事。
平成19年、「澤」新人賞を受賞。
平成30年、句集『金輪際』を上梓。
現在、「澤」同人、俳人協会幹事。

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