はい おく   喪字男

  • 投稿日:2019年06月08日
  • カテゴリー:俳句

はい おく

はい おく   喪字男

ガラス戸のテープの痕や睡き春
手でふさぐ空気の出口朧月
パンパンに膨らんでゐる朝寝かな
押す方が少し痛がり半仙戯
あたたかし犬の涎と犬の息
ぽつかりと口ぽつかりと蝶の空
入園児引くに引けなくなつてをり
ポケットの中は自由なものの種
朧夜の壊れてゐたるコンセント
血液のノイズまみれに夏立ちぬ

喪字男
1974年生まれ。2012年より屍派に導かれ作句スタート。
2014年より「里」に参加。生まれた時から伸び悩み中。

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