陸奥の山   一関なつみ

  • 投稿日:2020年04月11日
  • カテゴリー:俳句

陸奥の山

陸奥の山   一関なつみ

福島へ先に復りし春の雨
瓶底に北上山河春暮るる
葉桜やいつも近道教えられ
夏霞釉薬として陸奥の山
革命の旗靡かせる金魚かな
福島の福や背高泡立草
草花の硬度を知っている蜻蛉
雪虫やきっと苦難を越えてきた
冬夕焼たっぷり吸ってポプラ伸ぶ
寒月や第六感を充電す

一関なつみ(いちのせき・なつみ)
平成三年生まれ、岩手県出身。「小熊座」同人。
「むじな」所属。現代俳句協会会員。第二回俳句四季新人奨励賞。

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