サバンナ   小川春休

  • 投稿日:2020年07月11日
  • カテゴリー:俳句

サバンナ

サバンナ   小川春休

サバンナを忘れし象に夏来る
夏空や片手に赤子かるがると
青嵐ネクタイ顔を打たむばかり
混ぜて混ぜて納豆に泡麦の秋
夏雲や餃子に透けて韮の青
卯の花腐し映画の半ばより眠り
東屋に我とやすでとさみだるる
不満げに歪みて臍や汗しとど
見たくなし聞きたくなしと髪洗ふ
梅雨の夜や鮫の如くに道濡れて

小川春休
1976年広島県生まれ。大学時代、蕪村好きが高じて句作を始める。「童子」同人。句集『銀の泡』。
『天の川銀河発電所 Born after 1968 現代俳句ガイドブック』に39句掲載。

タグ:

      
                  

「俳句」の記事

  

Leave a Reply



© 2009 詩客 SHIKAKU – 詩歌梁山泊 ~ 三詩型交流企画 公式サイト. All Rights Reserved.

This blog is powered by Wordpress