pos’opossum 森本孝徳
(そうだ。ぼくは玄ト跣ににげた嚢の鼠だ)
頬のこけた延命袋ノ(
つみとがトをまず検めたら)きみは頭陀袋をかかえて、 樒と。
とから笑いをばかりする犬。翻りて。隣家の(、嚢の鼠)は、木末(こぬれ)に釘附された
私しへと唾し、
〽もう
ふたつ折の
かます、 ヤブガラシの
釘附にされた。
泣言しかいえない
踵トなしの。剥出す道ゆきのごとり!
つまさきだちの木醂。きのうきみにはまず無縁の手がこの教室机に薦をおいた。
泥土は何をしていたのか、友をよんで落ちる
きた。でもこのざ席の薦(、 休み時間の薦)から、あしを
いくちなしな。ぼくはいま虫の息をするのをわすれ、
トタテグモがかくれた doekboard をすてた
もうかぐれもなく
同じ窓に歌をくいしばつて。