オヤシミ・オヤスモ 六十四  及川俊哉



オヤシミ・オヤスモ 六十四  及川俊哉

自由からも自由になりたいんだ  
 
自由からも自由な世界を  
ぼくたち、記憶している  
 
もう情報はいらないんだ  
 
すべて陰謀論  
暴論  
 
君の不眠の原因を  
百の立場から解説してくれる  
でも、君は眠れないね  
朝まで眠ることができないね  
 
ほんとうの世界の記憶があるから  
仮想の世界を切り裂きたいんだね  
 
君の夢の中の廃校では  
古い配電盤が埃まみれで  
いつでもショートしかけている  
んだね  
「「「『『『その体育館には制服姿の無数のボカロが落ち着きなく揺れているんでしょう?  
 
暑いね  
 
自由からも自由な世界の  
中心に行ったら愛も  
ないから良かったね  
 
あのねぇ  
科学で検討される再現される事実はみんな嘘  
だからね嘘  
という言い方が厳し  
ければな  
ぬといふべきかぬーん  
 
とにかくさ  
いげんされるもんなんかこのよにないからね))))】】】】  
 
だからってそのスイッチ  
触ったらあかんのでしょう?  
だからってそのスイッチ  
触ったらあかんのでしょう?  
 
あかんのですよ  
 
スイッチも存在せんし、  
心の廃校なんかないし、  
ボカロが歌う歌はプログラムやし、  
このポエムも文字と記号やし、  
 
問題は不眠ということでしょう?  
存在しないもので遊んでるからでしょう?  
自由からも自由になれればいいんでしょう?  
 
眠れないみんなが  
眠れますように  
安らかに目をつぶり  
呼吸ごとにここちよくなれますように  
あぁ、脳裏のチカチカするイメージはすべて幻影です  
妄想をふくらませて  
不安になったりしませんように  
 
では、ゆっくり  
おやすみなさい  
オヤシミー 
オヤスモー

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