(Venetia-03)    来住野恵子

詩客 20140510 自由詩 (Venetia-03) 来住野恵子

(Venetia-03)     来住野恵子

永遠の裳裾をひるがえし、
ふるふると一縷の青がつなぎとめている。

天のきれはし。
迫り来る向こう岸。

めくらめく
炎の走り書きから誕生するもの―――

朽ちてゆく
マグノリアの花弁を勇敢な翼に変えるもの―――

闇を曳く
落下の渦その不動の芯から麗かな声をあげるもの―――

汝、反重力の証として。

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