春風と瞼   暁方ミセイ « 詩客 SHIKAKU – 詩歌梁山泊 ~ 三詩型交流企画 公式サイト

春風と瞼   暁方ミセイ

0402

春風と瞼   暁方ミセイ

骨の間まで染み込む春風だ
    瞼を開ければ青ライト
    血と光を放り捨てて見た
    視野はぐんぐん冷めていく
    人にとっては可視ぎりぎりの
    水色
    この遠さを水色という
    水色、水色、黄色の裏側
闇の奥までぬくむ水だ
雪柳が群がる
羽虫の一生が
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