青鷺 清水かおり
夜のラインは斬首に似る詩集
やくそくを言うと無数の釘が降る
裏声で聖歌 石の揮発のかつて
擬態しようよ蛇花火よりはやく
甲高く飛んでいくのは紙袋
第三層の表皮に桜 咬めよほら
エーテル体の揺らぎを話す蝉の殻
おもかげは総量が音 降りしきる
吊り革を遡上するたびキリン色
木は繁り青鷺考が待っている
青鷺 清水かおり
夜のラインは斬首に似る詩集
やくそくを言うと無数の釘が降る
裏声で聖歌 石の揮発のかつて
擬態しようよ蛇花火よりはやく
甲高く飛んでいくのは紙袋
第三層の表皮に桜 咬めよほら
エーテル体の揺らぎを話す蝉の殻
おもかげは総量が音 降りしきる
吊り革を遡上するたびキリン色
木は繁り青鷺考が待っている
© 2009 詩客 SHIKAKU – 詩歌梁山泊 ~ 三詩型交流企画 公式サイト. All Rights Reserved.
This blog is powered by Wordpress