花束 三木基史
天の水地の水に跳ね初景色
耳打ちや紋白蝶の翅ひらく
昭和の日ポップコーンに長き列
かざぐるま風を忘れて戻り来る
少年に滑走路あり大夏野
鈴虫の鈴を取り合う姉妹かな
月光に耳を澄ましたまま眠る
消しゴムにバニラの香り文化の日
馬小屋を丸太に戻す冬の雨
窓枠を壊して冬の景を見る
三木基史(ミキモトシ)
1974年生まれ 兵庫県宝塚市出身、在住 「樫」所属 森田智子に師事
現代俳句協会所属 第26回現代俳句新人賞 共著「関西俳句なう」
花束 三木基史
天の水地の水に跳ね初景色
耳打ちや紋白蝶の翅ひらく
昭和の日ポップコーンに長き列
かざぐるま風を忘れて戻り来る
少年に滑走路あり大夏野
鈴虫の鈴を取り合う姉妹かな
月光に耳を澄ましたまま眠る
消しゴムにバニラの香り文化の日
馬小屋を丸太に戻す冬の雨
窓枠を壊して冬の景を見る
三木基史(ミキモトシ)
1974年生まれ 兵庫県宝塚市出身、在住 「樫」所属 森田智子に師事
現代俳句協会所属 第26回現代俳句新人賞 共著「関西俳句なう」
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