1.日本気象協会の二十四節気街頭インタビュー調査(結果)
日本気象協会は二十四節気と季節のことばに関する街頭インタビュー調査を実施し、ホームページで公開しています。次のとおりです。
(1)調査方法等
実施期間:2012年6月5日(火)
調査方法:インタビュー調査
調査場所:上野恩賜公園(東京都台東区)
調査対象:一般の方99人を対象に実施
(2) 調査結果
(1)「あなたは二十四節気をいくつ知っていますか」
「全く知らない」 3人
「1~6個」 21人
「7~12個」 42人
「13~18個」 16人
「19~24個」 17人
という結果になりました。春分、秋分、夏至、冬至を知っている方は多く、大寒、立春、処暑などの言葉は聞いたことがあると回答された方が多く、一方、清明、芒種、寒露などは全く聞いたことがなく、意味も想像できないといった回答が多く見受けられたそうです。
(2)「春・夏・秋・冬それぞれの季節に関して、思いつく言葉を教えてください」
春夏秋冬に応じて「桜」「海」「紅葉」「雪」などが挙げられています。詳しくは、気象協会の次のホームページをご覧ください。
http://www.jwa.or.jp/content/view/full/4514/
2.インターネットによる二十四節気インタビュー(実施中)
現在詩歌梁山泊~三詩型交流企画のブログ「詩客」を通じて、こもろ日盛俳句祭実行委員会等の企画で、「二十四節気インタビュー」を行なっています。回答はインターネットを通じて行うもの(現在実施中)と、こもろ日盛俳句祭(7月27~29日)に参加された方々に直接アンケート用紙でお願いするものとがあります。二十四節気に関心の深い俳人等の方々にご意見をお伺いするものでご協力いただければ幸いです。
アンカーとでは、二十四節気に関し次のような質問が用意されています。
問.二十四節気のうち、いくつ御存じでしたか。
問.二十四節気を俳句の季語として使ったことがありますか。
問.現行の二十四節気を廃止する必要があると思いますか。
問.新しい季節の言葉を作った方がいいと思いますか。
問.新しい季節の言葉ができたら季語として使いたいと思いますか。
問.新しい季節の言葉はどのようにして作ればよいですか。
問.季語でありながら一般にあまり知られていない好きな季節の言葉を上げてください。
問.季節や気象に関心がありますか。
問.俳句を作るにあたって季節や気象の知識は必要ですか。
問.季節や気象の知識はどのように手に入れていますか。
問.二十四節気についてのお考えを自由にお書き下さい。
アンケートのURLは次のとおりです。
参考までに、こもろ・日盛俳句祭の詳細は次の通りです。7月28日(土)16時~のシンポジウム「私にとって季語とは/パート2」では、司会:本井英、パネラー:金丸努(日本気象協会)、片山由美子、櫂未知子、筑紫磐井のメンバーにより、激論が交わされる予定です。会場からの自由なご発言の場も設けられます。
http://www.city.komoro.nagano.jp/www/contents/1275452844718/index.html