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ようす   柳本々々

  • 投稿日:2017年10月07日
  • カテゴリー:短歌

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ようす   柳本々々

あなたにはあなたの大事にするものがあるという話をきいてからうごく

馬場さんは愛とは牛肉のかたまりのようなものかとおもっていた

肩ロースのかたまりとかなんとか。そういうごろごろっとしたもの

が愛だとおもっていた。血がしたたるような。はなが舞っているなあ。

でも、バケツいっぱいのあめ玉のような愛もあるのかもしれないね

こまかくわけられて、まるみをおびた、邪気のない、時間をかけたもの

からだにとりこむような。小学生のころ、隣の席の女の子が机にぎっしりと

あめ玉をつめこんでいた。馬場さんはそれをもらったことがある。

いったいわたしたちどう歩いていけばいいのかな、と友人が言っている。

あめ玉はなめなければ、石のように固いね、と友人がいう。ようす

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