仏めく  瀬越悠矢

  • 投稿日:2020年08月09日
  • カテゴリー:俳句

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仏めく  瀬越悠矢

青芝の青きところに集ひけり
天井に木目ととのふ昼寝かな
蛇衣を脱ぎて色気を余しけり
蛍見やわれ透明な息を吐き
ばらばらのいつしか祇園囃子かな
ただ水を眺むるといふ水遊
遠雷や文庫の表紙ざらついて
仏壇に仏めきたる鳳梨かな
砲眼の闇へ風入る夏の浜
バス停に浜の字多き夕焼かな

瀬越悠矢(せごし ゆうや)
一九八八年生まれ、兵庫県出身。
無所属、パリ在住。

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