立春、立秋と言えば俳句には欠かせない季語です。これらを、「24節気」と呼んで、歳時記では重要な季節の節目としています。
ところが昨年以来、実際の季節とのずれからこれらを見直すべきではないかという意見が日本気象協会からも出始めており、最近でも、「日経新聞」「俳句」「俳壇」などの新聞や雑誌で大きな問題として取り上げられるようになってきました。もし見直しが安易に行われた場合は、俳人が使っている歳時記の大幅な見直しや、季語の使用の抑制が進まないとも限りません。俳人としても大いに関心をもってゆく課題だと思います。
そこで、小諸市が主催する『第4回こもろ・日盛俳句祭』の中で、多くの俳人や俳句に関心のある方々も参加できるシンポジウムを開催してもらおうと考えています。是非この問題に関心のある方は、俳句と季節、俳句と季語の関係を学んでみてはいかがでしょうか。また、積極的にご意見のある方の質問や希望も伺う機会としていきたいと思います。
もちろん俳句祭ですから、話を聞いて意見を言うだけではなく、積極的に俳句を作って句会も実践していただきたいと思います。
詳細は次のとおりです。
今回はとりあえず、シンポジウムの予告とさせていただきますが、こもろ・日盛俳句祭の開催まで、毎週、様々な情報を提供して行きたいと思いますので、ご覧いただければ幸いです)
『第4回こもろ・日盛俳句祭』
◇開催日 平成24年
- 7月27日(金)28日(土)29日(日)の3日間
◇会 場
- 小諸市民会館1階 (受付・俳句祭事務局)
- 小諸市民会館2階 (俳句会)
- コミュニティセンター(俳句会)
- ベルウィンこもろ (講演会・シンポジウム・懇親会)
◇日 程
*3日間共通の日程
27・28・29日 受付 8:30~11:00
(市内吟行・28日高原列車吟行句会・28日29日高峰高原吟行会)
27・28・29日 俳句会 13:30~15:30
(5句出句・5句選)
*毎日内容が変わります
7月27日 記念講演会 16:00~18:00
7月28日 シンポジウム 16:00~18:00
7月27日 28日 懇親会 18:00~19:00
7月29日 さよならパーティー 16:00~17:30
◇記念講演 7月27日(金)星野 椿氏(「玉藻」主宰)
◇シンポジウム 7月28日(土)
テーマ「私にとって季語とはパート2」
司会者・パネリスト スタッフ俳人から選出の予定
参加にかんする詳細は次のホームページにアクセスしてください。
http://www.city.komoro.nagano.jp/www/contents/1275452844718/index.html
◇スタッフ俳人 次の方々が句会での「進行」をお手伝いします。
藺草慶子 井越芳子 石田郷子 伊藤伊那男 今井聖 奥坂まや 櫂未知子
片山由美子 岸本尚毅 神野紗希 小島健 小林貴子 島田牙城 高柳克弘 筑紫磐井 対馬康子 土肥あき子 仲寒蝉 永方裕子 西山睦 星野高士
本井英 山田真砂年 山西雅子
(五十音順:敬称略・一部交渉中)