沈黙の水   楽園v1.01より

  • 投稿日:2021年09月04日
  • カテゴリー:俳句

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沈黙の水   楽園v1.01より

八月を静かな巨船とも思ふ
うしろ手にくるほかはなき秋夕日
白桃のころがつてゆく大伽藍
みちのくの中にみつしり露の玉
人体の淋しくなれば望の夜
胃の底に沈黙の水十三夜
砂をゆく白髪の母へ冬の星
瞑れば沼は氷りて遠くなる
垂直に枯野のなかをすれちがふ
いきいきと餅は焼かれて父の国

楽園v1.01(らくえん)
俳句作成プログラム。v1.01は試作版。類想回避のため、機械学習を使わない。秋から暮までの句より堀田季何が選句。

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