戦後俳句を読む(19 – 1) はじめに   筑紫磐井

「戦後俳句を読む」も既に18回続いたこともあり、今回から少し体裁を変えて、
①それぞれの設定したテーマを読む鑑賞と、
②作家固有のテーマに基づき読む鑑賞に分けて構成することとした。執筆者たちが、「戦後俳句を読む」でそれぞれの執筆者が取り上げた作家の主題に突き当たったと実感したからである。また目次のあり方も変えて、作家ごとに頁で表示することとした。まだ作業中であるが、近いうちにそれぞれの作家鑑賞ごとにーーーつまり執筆者ごとにまとめてアーカイブを読めるようにして、長編の作家論としても読めるようにしたいと思う。
③「戦後俳句史を読む」も助走期間を過ぎたので、「戦後俳句を読む」を補完しつつ独立した項目として、作家論を超えた時代論に突入したいと思うが、しばらくは連載するつもりであるが、これは不定期の掲載になるかもしれない。ただ「戦後俳句を読む」の1句の鑑賞を踏まえた戦後に対し、1句を超えた時代史が描ければ幸いである。

『戦後俳句全集』への第一歩が始まったと実感している。

戦後俳句を読む(19 – 1) 目次

戦後俳句を読む/「男」を読む

戦後俳句を読む/それぞれのテーマを読む

相馬遷子を通して戦後俳句史を読む(1)

タグ:

      

Leave a Reply



© 2009 詩客 SHIKAKU – 詩歌梁山泊 ~ 三詩型交流企画 公式サイト. All Rights Reserved.

This blog is powered by Wordpress