俳句
六月下旬に十日ばかり仕事でヴェネツィアに行きました。少し時間が出来たので、仲間と別れてサン・ミケーレ島に渡り、エズラ・パウンドの墓参りをしてきました(はい、自慢です)。一体に緑が少ないヴェネツィアでも、死者の島であるサン・ミケーレ島ばかりは糸杉や棕櫚の木立に包まれて、蝉まで鳴いておりました。なんか情けない声でしたが、東京でもまだ蝉は鳴いていませんから、あるいは夏深むにつれて立派な声になるのでしょうか。オルガ夫人のものと並んだ詩人の墓石には、何匹かトカゲが這い回っていました。(れ)
六月下旬に十日ばかり仕事でヴェネツィアに行きました。少し時間が出来たので、仲間と別れてサン・ミケーレ島に渡り、エズラ・パウンドの墓参りをしてきました(はい、自慢です)。一体に緑が少ないヴェネツィアでも、死者の島であるサン・ミケーレ島ばかりは糸杉や棕櫚の木立に包まれて、蝉まで鳴いておりました。なんか情けない声でしたが、東京でもまだ蝉は鳴いていませんから、あるいは夏深むにつれて立派な声になるのでしょうか。オルガ夫人のものと並んだ詩人の墓石には、何匹かトカゲが這い回っていました。(れ)