ブラウスを着たままする恋のような雨だまり
光ぬるみ 孑孒がわく
凪
ブルーシート沈む空き缶
おまえつめたいにんげんだな))優しいおとうさんわきあがり
ずれてゆ崩れてゆ屑れてゆく
せんせい、あのね「噓つき」
もらった色えんぴつ順序よく身罷る
つぎ赤の焦げ虹は全滅 切
横
ブラジャー沈む不忍池
おまえつめたいおんなだな))美しいおにいさんわきあがり
躊躇い傷のようにくちづけたなら
月汚くてファックする
濁ってイく頃シて
つめたいからだから逃げきれない
松葉くずれ牡丹くずれて穴あまってる
つぎ青の饐え空は全滅 切
横
ブランコ沈む手水桶
月奇麗すぎるファックする
つめたいからだから傍にいて
抱いてくれないから神様なのか(呪いですよこれは
濁っていくコロして
躊躇い傷のような指切りではすくえない舌の汚水 孑孒がわく
かけた両腕のばし いきスるため身悶える
ももももももももももももも もももももももももももも
度度度度度度度度度度度度 度度度度度度度度度度
何何何何何何何何何何何 何何何何何何何何
いきしたいしたいいき したいたい
尽きる肌あなた全滅 あたしつめたいおとなだよ
しとしと散り敷く あかるい火葬場
つめたいおとね
穴がまってる
色全滅
風
消え忘れている
躊躇い傷のような三日月 あのね、
誰にも歓ばれない蛹を愛でたい
ブラウスを着たままする恋のような日射し
光のそこ 孑孒がわく